「遺箱」 誕生は 友人の死がきっかけでした







大切な 友人を 癌であっけなく失い

 はじめて 「死」 は突然やってくることを知りました



それまでは 考えることもなかった 逝き行く時

あなたは どう 逝きたいですか? おくられたいですか?



元気な 「今」 こそ 始められる 「おもいやり」 があります

残された者たちの 悲しみを 軽くする おもいやり






― 彼女は癌との戦いに敗れ、56歳の若さでこの世を去りました ―


別れは(死は)あまりにも突然やってくるものだと知りました


56歳の若さで あっけなくこの世を去ったカレン

私は 愛する人たちに ちゃんと感謝の気持ちを遺そう


生を受けたものは必ず 死をもって別れを告げます

認知症や病でも 今までは当たり前だった 心の交流ができなくなります

「ありがとう」 を遺せるのは

『今』


『今』 しかないのです ― 「明日」 でもなく 「いつか」 でもないのです ―


   



ホームステイプログラムに参加した私は

それから彼女と姉妹以上の付き合いをしてきました。

言葉も国籍も違う二人。

でも二人は魂で結びついていたのです。

ところが、彼女は癌との戦いに敗れ

56歳の若さで あっけなく この世を去りました。



生前に別れの言葉を伝える間もなく

 またカレンからの メッセージも遺されず、

一瞬にして愛する人を失いました。  その悲しみは耐え難いものでした。

    そして思いました。


「私は元気なうちに 愛する人たちに、感謝の気持ちを遺そう」 と。








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